ジュニアサッカージャッジ リプレイ#22

 概要:ゴールキックでキックしたプレーヤーが続けて2回触れた場合

 

息子の所属しているサッカーチームで、コーチが足りないという事で上の学年(U12)の公式戦の審判をすることになりました。

 

U12のBチームのリーグが4部リーグ(一番下のカテゴリー)なので、やっているサッカーのレベルは正直にいって低くて(※)、こちらの予想できないようなプレイもあって大変でした(いい経験になりました)。

 

 それで、ゴールキックの際に、キッカーがキックしようとして蹴りそこなって、もう1回触ってしまいました(さらにいうとその後に躓いてこけてしまって手で触ってしまってましたが)。

笛を吹いて相手チームの間接フリーキックから再開したんですけど、後で競技規則を調べたらPAの外にでないとインプレーにならないので、インプレーになる前に触れたのでゴールキックのやり直しが正解でした。

得点が入らなかったので良かったですが、3級とったのにこれではだめですね。日ごろからもっと競技規則を勉強しないとダメです。

ただし、この試合はまだ3級になっていなかったので(ワッペンも来てなかったので)、4級として最後の公式戦でのヘマでしたが、次からは3級のワッペンをつけて審判する事になるので、レアなケースでも間違わないように気を引き締めて頑張ります。

 

ちなみに新しい競技規則(2019/20)になったらゴールキックも蹴った瞬間にインプレーになるので、そういう意味で4級最後で競技規則(2018/19)最後のヘマかもしれませんね。

先日、女子ワールドカップをテレビで観ていたら、ゴールキックのボールをエリア内で受けてましたね。

 

※やっているサッカーのレベルが低いのは間違いないですが、別にそれをダメといっている訳ではありません。それぞれのチームの事情などもあるし、上を目指してサッカーする事がすべてではなく、小学生なんで自分の家の近くのチームで地域の仲間とサッカーするのはいいことだと思います。

あくまで審判をする立場として、トップレベルのチームはスピードは速いなどで審判が難しいですが、そうじゃないチームもジュニア特有の予想外の出来事があったりするので難しいという事です。

 

 


競技規則(2018/19)

 第16条 ゴールキック(一部抜粋)

2. 反則と罰則
ボールがペナルティーエリア外に出なかった場合、またはペナルティーエリア外に出る前に競技者に触れた場合、キックが再び行われる。
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合、間接フリーキックが与えられる。 

 

競技規則(2019/20)

第16条
ゴールキックのとき、けられて明らかに動いたならばボールはインプレーとなり、ペナルティーエリアから出る必要はない。