DOGSO

※「DOGSO」 について確認したくてこのブログをみられた方は下記のブログの方が詳しく説明しておりますので、そちらも確認いただけたらと思います。

 

DOGSOについて - 渦の中で

 

 

Jリーグジャッジ リプレイ #知ってるつもり?!VAR編 その1 - 渦の中で 

Jリーグジャッジ リプレイ #知ってるつもり?!VAR編 その2 - 渦の中で

 

「Jリーグジャッジリプレイ VAR編1&2」は、試合中の主審とVARの会話を見る&聞く事が出来て非常によかったんですけど、その中で「DOGSO」という言葉が出てきたのでそれについて取り上げてみます。

 

Lows of the game(英語版の競技規則)

Denying  (a goal or ) an obvious goal-scoring opportunity

   

競技規則 VARの手順

決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)

 

「DOGSO」という略語は使ったこともないし、初めて聞く言葉でした。「決定的な得点の機会の阻止」の事なので知ってましたけど、「決定機の阻止」って言ったりしてました。

「Jリーグジャッジリプレイ」でも過去何回か「DOGSOになるのかならないのか(つまり退場になるかならないか)」というのがあったと思いますけど、上川さんも「DOGSO」という言葉は一度も使わずに「決定機の阻止」とか言っていたと思います。おそらく一般の人にも分かりやすいように使っていなかったんでしょうけど。

 

ジュニア(第4種)のサッカーで「DOGSO」なんて使ったらかなりイヤミですよね。

 

ちょっと英語学習

denyの意味が「否定、否認」という意味なので、「DOGSO」をネット(weblio)で検索したら「明らかなゴール機会を否認する」という日本語訳になっていて、ちょっとおかしいんですよね。

それで、denyの意味が結構あるのでしっくりくる意味がないか調べたら、「(人に与えるべきものを)与えない」という意味があったのでそれが一番近いのかなと感じました。

 

「(人に与えるべきものを)与えない」→「阻止」

うまく翻訳してますよね。

 (英語は得意ではないのでもし間違っていたらごめんなさい)

 

第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

退場となる反則

得点、または、決定的な得点の機会の阻止

競技者が、意図的にボールを手や腕で扱う反則により、相手チームの得点、または、決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は退場を命じられる。
競技者が相手競技者に対して反則を犯し、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、その反則がボールをプレーしようと試みて犯された反則だった場合、反則を犯した競技者は警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、または、ボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を犯した競技者は退場させられなければならない。
競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点あるいは決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を犯したことになる。
次の状況を考慮に入れなければならない:
・ 反則とゴールとの距離
・ プレーの方向
・ ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
・ 守備側競技者の位置と数