ジュニアサッカージャッジ リプレイ#2

今日の教訓:試合前の準備が大事

 

土曜日(12月8日)に息子のサッカーの審判をしたんですが、 16チーム参加のカップ戦で、審判服着用、負けたチームが次の試合の審判をするという決まりでした。

審判すること自体は別にいいんですけど、当日かなり冷え込んでいたために、ベンチコートを脱いで審判服(私の場合、上半身は下に長袖のインナー、下半身は半ズボンにソックスだけ)になった時の寒さは悲惨でした。結局、チームが2試合負けたので(2試合ともPKで)、2試合審判したんですけど、審判程度の動きでは全然体が温かくならないほどの寒さで大変な思いをしました。

審判として初めての冬を迎えるので、今後防寒対策をどうすればいいのか真剣に考えないといけないです。寒さ+雨になったらどうしよう。

 

それで、今回のプレイはタッチライン際でのアウト・オブ・プレーかどうかについてです。

 

プレイの内容:タッチラインが消えている状態で選手が勝手にボールが出た(スローイン)と判断して手でボールを拾い上げた。その前に審判(私)が「続けて」と声をかけていたにも関わらず、手で拾い上げたので「ハンド」の判定

 

プレイの詳細:7試合目だったので、タッチラインの一部(10m程)がほとんど消えていて、ボールが外に出たかどうか判断できない状態。タッチライン際でプレイしている時に、明確に出ていた訳ではないので、審判(私)が「続けて」って言ったんですけど、その声が聞こえなかったのか選手が自分で判断してボールを拾い上げてしまった。

ハンドの判定をして、「続けてといったよ、自分で勝手に判断したらあかんで」といって、フリーキックから再開しました。

 

反省点:いつもはラインがどんな状態なのか(消えていないか、見えにくくないか)、ゴールネットがちゃんと張られているのか等チェックするんですが、この日は寒かったのでそこに気が回りませんでした。

線が消えているエリアにボールがいった時に初めて「ラインが消えてる」って認識したので、ちゃんとした対応ができませんでしたね。。

 

この時のベストな判断(私が考える)

  1. 「ラインが消えているので、明らかにボールが出た場合以外は、自分で判断せずに審判の笛がなるまで続けて」と選手に伝える
  2. ドロップボールから再開

 

選手が手で拾ったのは、こちらの過失でもあるんで、ドロップボールの方が良かったのかなと考えます。ただ、根本的にこんな事にならないようにしないと行けないですね。

 

土のグラウンドだと、どうしても何試合もすればラインが消えてしまいます。特にタッチライン、センターライン、PAなんかは消えてしまうので、準備時間がなくても最低限、どんな状態かは把握しておかないといけないですね。

 

対策

  1. ラインの状態をチェックする(特に何試合もした後は)。時間があれば、消えそうな部分だけでもラインを引きなおす
  2. ラインが引けない場合は、整列した際に選手にラインの状態を説明して、「審判が笛を吹くまでプレイして」って事前に伝える
  3. 試合が終わった後は、次の試合のためにラインを引く(思いやり)