ジュニア(特に低学年)の試合で、ゴールキーパーがキック力がない時は、パントキック(キーパーがボールを持ってからキック)にしてもゴールキックにしても、ペナルティエリア付近までしかボールが飛ばない事が結構あります。
それで、その場合に試合展開がどうなるかというと、相手チームがボールが蹴られた瞬間にラッシュしてボールを奪いゴールという状況になりがちです。
①相手に押し込まれる
②ゴールキック(あるいはパント)
③全然飛ばない
④相手に押し込まれる
⑤失点あるいは②に戻る
この無限ループで大量失点というパターンが延々と続いてしまうと、せっかくの試合なのに攻める側も守る側もあまり得るものがない感じがいつもしていました。
このブログにアイルランドのリトリートラインというのが紹介されてました。
- アイルランドでは9歳まではリトリートラインを設ける
- ゴールキックやGKがボールを保持したら守備側はリトリートラインの後ろまで下がらないといけない
- ゴールキックやキーパーからのボールを攻撃側が触れるまで守備側の選手はリトリートラインを超えられない
ざっくりとまとめると上記のような感じなんですが、これって、今のコートに2本だけ線を引くだけでいいのでやろうと思えば簡単に取り入れられると思うので、ぜひともすぐにでもルール化すればいいと思うんですけどどうでしょうかね。
付け加えるなら、ゴールキックやボールを保持したキーパーから味方選手へのパスもリトリートラインを超えてはいけないとすれば、嫌でもビルドアップしないといけないのでいいんじゃないかと思うですけどどうでしょうか?