見る位置が大事ですね

9月2日に息子のサッカーで大阪で大きな大会があって、二人制の審判を初めて経験しました。

初の二審制 - 渦の中で

 

それとは関係ないのですが、一つ審判する上でやっぱり見る位置が大事だなという場面があったので紹介します。

 

息子のチームが0-1で負けていて、後半残り3分くらいしかなくて、「このまま負けるかな」なんて思っていた時の事でした。

 

こちらが押し込んでいて、相手の最終ラインの選手がボールをクリア、ちょっとゴチャついた後で、ボールが完全にオフサイドポジションにいるこちらのチームの選手のところに来てシュート。同点に追いつくというシーンだったんですけど、ベンチにいた私ともう一人の保護者(その方も審判されています)、うちのチームのコーチは完全にオフサイドだと思ってました。でも、笛が吹かれないので完全なオフサイドだけど審判が見落としたものと思っていました。得点が入った後に3人で「今の完全にオフサイドでしたよね」って事で意見が一致しました。

 

試合は同点でPK戦になってうちのチームが勝ってしまい、試合後にうちのコーチが相手のコーチに「誤審で勝ってしまい申し訳ないです」みたいな感じで挨拶にいったんですが、相手のコーチに「あれはうちの選手が蹴りましたよ」って言われたようです。

 

うちの嫁がベンチの反対側でビデオを撮影していたんで、VARよろしくで確認したところ、両チームの選手がボールを競り合った結果、相手の選手が先にボールを蹴って、それがうちのチームの選手に渡っていました。

 

ベンチ側からは何人かの選手が壁になっていて、うちのチームの選手もボールを蹴ろうとするアクションをしていたので、常に審判している3人ともが分からなかったという結果でした。

 

審判はベンチの反対側にいたので、そのプレイがきっちり確認できていたようです。反対側のサイドはそのプレイを遮る選手がいなかったので、反対サイドで試合観戦していたお母さん達でもきっちり見えていたみたいです。

相手チームのベンチはうちのチームのベンチと10m近く離れていたので、同じサイドでしたけど角度的に選手が邪魔にならずに見れたんだと思います。

 

見る角度が大事という実例でした。

でも、見る位置って、こちらも色々と予測しながら動いてますけどどうしても運という要素に左右されてしまう時があるんですよね。