書評:日本人に教えたい戦術的ピリオダイゼーション入門

 この本のターゲットっていったい誰なんだろうと思うほど専門的な内容です。

プロは別として、アマチュアであれば全国レベルのチームの指導者がターゲットなのかなという感じです。ちなみに、小学2年生のサッカー少年の親である私がなんでこんな本を読んでしまったのでしょうか?

 

内容は年間を通してのチーム強化の方法(トレーニング)のような感じかと思うのですが、私の理解力では限界がありました。でも、このような本が売られているということは、サッカーのマーケット(裾野)は大きいのかなと感じました。

 

サッカー少年の親として参考になった点もあるのでそこだけ書きます。

 ・サッカーのようなボールスポーツの専門化を始めるのは11歳が最適

 (子供は楽しんでいる時が一番よく学ぶ)

アヤックスでは総合的トレーニングを施す試みとして柔道を取り入れている

・アスリートが若くして一つのスポーツに集中することは批判的

 

サッカーの育成で有名な池上正さんもおっしゃってましたが、低学年のうちはサッカーの練習は週3回で十分なんでしょうね。ただし、池上さんは子供が自分が好きで勝手にやっている分に関しては止める必要はないとも仰っていたので上記と内容的には合ってるんでしょうね。

子供のスポーツ(掛け持ちその他)については、少し思うところがあるのでまた書こうと思います。

 

有名なサッカースクールであるクーバーメソッドについても書かれてます。

 

日本人に教えたい 戦術的ピリオダイゼーション入門

日本人に教えたい 戦術的ピリオダイゼーション入門