ジュニアサッカージャッジ リプレイ#18 補足

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#18 - 渦の中で

 

「審判にもっと敬意を持て」っていいましたけど、その中でコーチがまるで悪者みたいに書きました。

審判に対して文句を言うコーチはダメだと思いますけど、コーチだって、ジュニア(小学生)に関して言えば、大半のチームのコーチが無報酬かそれに近い形で子供たちのために自分の休日をつぶして頑張っています。

コーチに対しても選手は感謝をして欲しいなと思います。 

 

ジュニアユース以上は違うのかと言われたらそうではなくて、私が知っているのはジュニア(小学生)だけなんで、中学生以上は分からないので何も言えないというだけです。おそらく中学生以上だって、サッカーだけでなくどの競技だって同じように、多くのボランティアやそれに近い指導者がいる事で成り立っているんじゃないかと思います。

選手たちは、そういった競技を支えている人たちや親がいる事で自分が好きな事を出来るんだという事に感謝して競技に打ち込んでくれたらなと思います。

 

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#18

概要「審判(審判のジャッジ)を尊重して欲しいよね」

 

>息子のサッカーで10連休後半の3日間で行われた大会がありました。
>3日間で7試合の審判(1試合は前後半通して、残りの6試合は前後半どちらか)を行いました。
>その中で色々と書きたいことがあったのでいくつか取り上げていきます。

 

10連休後半の3日間であった大会のことを書くといいながら1つしか書いてませんけど、昨日(5月12日)の公式戦(地域のリーグ戦)で思うことがあったのでそちらを先に。

 

息子が所属しているチームのU-11の地域リーグ前期が結構佳境に入ってきてます。そんな中、日曜日の第一試合を私が主審しました。

対戦する2チームのうちの1つのチーム(Aとします)がよく言えば狡猾・ずるがしこい、悪く言えば汚いチーム。審判の力量をみて、審判がファウルを取らない(取れない)とみるとやりたい放題やるので油断ができません。

大方の予想では、そのチーム(A)の方が勝つんだろうと思ってましたが、もう1つのチーム(Bとします)が頑張って、0-0の緊迫した試合。しかも、Bチームの方もがっちりと引いているわけではなく、お互い果敢に攻め合ってとてもいい試合でした。それだけに審判はまったく気の抜ける場面がありません。

ファウルは厳し目に取ることで荒れないようにコントロール出来たかと思いますし、何回かあったハンドもある程度きちんと取れたと思いますけど、タッチライン際(スローインかどうか)はあまりちゃんと取れなかったかなと反省しております。

 

それで、試合の終盤にBのチームがベンチ側のタッチライン際をドリブルしていた時に、私が笛を吹いてスローインの判定した時に、Bチームの若いコーチから「どこが出てんねん!」的な割と汚いヤジを受けました。

選手の声はよく聞こえますが、ベンチや応援のヤジは「何となくこんな事言っているな」程度にしかわからないことが多いのですが(プレーに集中しているので)、たまに、プレーが途切れたタイミングでヤジがあったりするとものすごくクリアに聞こえる事があります。今回はタッチラインから出たという事でプレーを止めた際に怒鳴っていたのでかなりクリアに聞こえました。

 

別に私のジャッジの方が正しいというつもりはありません。多分間違っていたんだと思います。ベンチ側(しかもそのチームの目の前)なんで、そちらの方が出てるかどうかちゃんとわかるのは当然です。

 

 でも、そもそも8人制でコートが狭いとはいえ、1人の審判で全ての事象をジャッジすることはかなり困難な事です。もちろんこっちもやるからには絶対誤審がないように(特に試合の勝ち負けに関わるような)と思って努力しますけど、やる側(選手)やみる側(ベンチ・保護者)も「リスペクト」なんて薄っぺらい言葉じゃなくてもう少し審判(審判のジャッジ)を尊重してくれないとやってられないですよね。

 

私なんかは誰かに文句言われたり怒られてもあまり気にしない方なのでいいんですよ。でも、子供やチームのために、本当はやりたくもない審判を頑張ってやろうとしているすごく優しいけど少し気が弱い保護者だったりしたら、ベンチから大声で文句を言われたりしたら「やっぱり無理です」ってなってしまいますよね。

 

京都でいうと協会やサッカー少年団連盟として審判に対する文句は言わさないように努力しているみたいで、ヤジも昔よりは随分減ってきて、ましになってきたみたいです。明らかなミスジャッジであっても文句を言わないようにされている(態度をみていると、頑張って言わないように我慢されている)チーム・コーチもいますけど、まだまだ結構文句言っているチームもあります。

 

サッカーも野球も審判のなり手がどんどん減っている中で、たとえ消極的な理由からでもせっかく審判しようと思って頑張っている方が、少しでも「審判も結構楽しい、やってよかった」と思って活動してもらえるように、チーム・保護者・選手が「審判がいるから試合が出来る」ことに感謝してくれたらなと思います。

 

toyokeizai.net

 

サッカー 3級審判の受験について

6月9日に開催される3級昇級講習会に参加いたします。

 

受験する理由:

去年、4級を取得してU-10の息子のチームの審判をしてますけど、審判する事がそれなりに楽しくて、やるからにはきちんと審判したいという思いもありました。

担当のコーチから去年の秋に「3級受験したらどうですか?」と言われたんですけど、一応京都府サッカー協会の受験資格に「前年度に4級取得して公式戦で審判した経験があることが望ましい」とあったので、「来年に受験します」と答えました。

去年、ジュニアだけですけど、毎週のように審判しましたし、公式戦も10試合弱ほど経験したので、この機会にと思って受験を決めました。

 

担当のコーチは「3級持ってたらあまり文句とか言われないですよ」って言われましたけど、私からしたら逆に「あんなレベルで3級かい」って言われる恐怖がありますけど、今後のためにも、きちんとした知識をつける機会かなと思うので合格目指して頑張ります。

 

体力テストについて:

ネットで色々見ていると、受験する都道府県によってバラバラみたいですけど下記の3つが多いみたいです。

  1. クーパー走(12分以内に2,000m以上走れば合格)
  2. インターバル走(150m50秒 + 50m40秒を男性20回女性16回)
  3. インターバル走(75m25秒 + 25m25秒を24回)

 

私が受験する京都府は2のインターバル走みたいですけど、準備として12分間走り続けるというのを最近やり始めています。普段、陸上のトラックとか走ることができないので2とか3の練習はできないので、とりあえず1であれば合格できる持久力をつけようかなと考えております。

一応、12分間走りきることはできますし、正確ではないですけど少なくとも2キロ以上は走れているので、1のテストであれば途中でアクシデントがなければ大丈夫だと思います。

多分2とか3でも大丈夫だとは思うんですけど、試験までに1回くらいインターバル走(150mを50秒で走る)のスピードがどのくらいか体験しておきたいので、陸上のトラックの開放日に練習してみようかと思っています。

 

筆記試験について:

ネットで色々と過去の問題とかの情報がありますけど、こっちの方が結構不安です。筆記試験の前に講習のような形で競技規則の確認があるみたいですけど、4級の時のようなヒントはくれないと思うので、試験まで競技規則を読み込んでおきたいです。

 

※ちなみに、4級の試験の時は講習の前に、「今から講習する資料に赤文字の箇所が20箇所あります。講習の後に〇✖の試験がありますが、その問題は20問あります」という風に説明してくれました。実際に赤文字の部分を覚えれば合格出来ました。

 

 

 

リバプールが奇跡の勝利

 

 

今の所デスノートではないです - 渦の中で

 

CLのリバプール VS バルセロナの1stレグがAWAYとはいえ0-3という3点差+AWAYゴール0という絶望的な結果でショックで何も書きませんでした。

 

2ndレグはサラーとフィルミーノが出場が無理でファン・ダイクも厳しいかもという絶望的な状況(結局ファン・ダイクは出場してましたが)。リーグ戦の優勝を決めているので直前のリーグ戦の試合は余裕のターンオーバーで主力を休ませているバルセロナと、リーグ戦の優勝も可能性があるので直前のリーグ戦も手が抜けなかったリバプール(その試合でサラーが脳震盪を起こしてこの試合欠場)。圧倒的に不利な状況なんで、私は完全にあきらめておりました。

 

今日の朝、4時ごろに目が覚めてそのあとはあまり寝れなかったので、5時前に何となくスマホを開けたら、「リバプール VS バルセロナ」試合中というのが目に入ったので全然期待せずに見てみると、前半終了時点で1-0でリバプールが勝ってました。

 

少しは希望があるもののあと2点差は結構きついし、バルセロナに1点でも取られたら4点取らないと勝てなくなるので厳しいかなと思いつつ2度寝。

それで、5時40分ごろに目が覚めたのでもう一度インターネットを見てみるとなんと4-0で勝ってるじゃないですか!

 

「何とかこのままでいってくれ」と思いつつ、会社にいく準備でシャワーを浴びて、出てきてもう一度スマホを確認したら4-0のまま試合終了してました。

 

今年は何とかリバプールにCL制覇してもらいたいです。

でも、アヤックス頑張って欲しい気もします。

 

 

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#17

息子のサッカーで10連休後半の3日間で行われた大会がありました。
3日間で7試合の審判(1試合は前後半通して、残りの6試合は前後半どちらか)を行いました。
その中で色々と書きたいことがあったのでいくつか取り上げていきます。


概要「コーナーフラッグを抜くのはOK?」


審判していたといいながら最初に取り上げるのはたまたま外から眺めていた試合なんですけど、コーナーキックでキッカーが蹴る前にコーナーフラッグを抜いてました(蹴るのに邪魔だったみたいで)。
特に審判は何も言わずに、抜いたフラッグは蹴り終わった後に同じチームのベンチに座っていた選手が差し直していましたけど、「これってOKなのかな?」と疑問に思って競技規則を確認してみました。


答え:反則(抜いてはいけない)

「その他の反則に対して、キックが再び行われる。」って書いてあるのでもしコーナーフラッグを抜いた場合は蹴り直しなのかなと思います。
まあ、普通であれば抜こうとした時に注意してやめさせるのかなと思いますけど。

ジュニアの試合では練習試合などでは、コーナーフラッグの代わりにコーンが置いてあったりします。
コーンの場合は下に広がっているので蹴るのに邪魔な場合があるので、キッカーが少し動かしたりしますけどこれは大目にみてもいいでしょうけどね。

 

ちなみに、「Jリーグジャッジリプレイ #4-2」でゴールパフォーマンスでフラッグを抜いてしまって警告されたのが取り上げられてました。

 

 

m.youtube.com

 

競技規則 第17条 コーナーキック(一部抜粋)
1. 進め方
・ ボールは、ゴールラインを越えた地点にもっとも近い方のコーナーエリアの中に置かなければならない。
・ ボールは静止していなければならず、攻撃側チームの競技者によってけられる。
・ ボールは、けられて明らかに動いたときインプレーとなる。コーナーエリアを出る必要はない。
・ コーナーフラッグポストを動かしてはならない。
・ 相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、コーナーアークから9.15m(10ヤード)以上離れなければならない。


その他の反則に対して、キックが再び行われる。

  

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#16

概要:審判も好不調があります

 

 

10連休です。

色々話を聞くと、がっつり休めている人もいれば、会社自体が途中のどこかが出勤日という方もいれば、会社は休みだけれども仕事がたまるからと出勤する方(私もこれです)もおられます。

 

息子のサッカーチームは10連休の初日から3日間、ホームの小学校でがっつり試合がありました。

私は3日間とも審判してましたけど、3日間を通して自分でも出来過ぎて逆に不安になってしまうくらいちゃんとジャッジ出来ました。

微妙なオフサイドもちゃんと取れていましたし(後でコーチや保護者に確認したり、ビデオで確認しても)、ハンドもきっちりみれていたし、ファウルも取る所と流す所上手くコントロール出来ていたと思います。

 

審判やり始めて1年経つんで、最初と比べたらレベルアップはしていると思いますけど、この3日間のジャッジが良かったのは私がレベルアップしたからではなく、ただ単に調子が良かっただけだと思います。

 

審判をやり始めて感じたのが、選手と同じ様に調子のいい時と悪い時があるという事です。調子のいい時は選手のプレイ(オフサイドやハンド、ファウル)がきっちり見れて笛も吹けますが、調子が悪い時は見れているけど吹けなかったり、ひどい時は見れていなかったり(よくわからない)します。

 

調子の良い悪いは自分ではなかなかコントロールできないんで、調子が悪い時でも悪いなりに出来るだけきちんとジャッジできるように根本的な審判レベルを上げていかないといけないですね。

 

 

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#15

 

概要:フリーキックからの再開

 

この間まで寒いと思っていたんですけど、この週末はすごく暑かったです。

4月13日の試合では審判服(半袖)の下に冬用のアンダーアーマーのインナーを着てましたけど、日曜日(4月21日)の試合では全く不要。

地域のリーグ戦で予備審(第4の審判員)を4つ担当したんですけど(2試合連続、あいだに1試合休みでまた2試合連続)、合計2時間、座っているだけとはいえ、帽子もサングラスもせずに結構強い日差しの中で結構疲れました。

 

それで、いくつか取り上げたいジャッジがあったのでご紹介します。

 

フリーキックでの再開の際に相手選手の距離は?

詳細:位置は中央やや左、ゴールまで20数メートルという距離での直接フリーキックで、守備側の選手が開始位置から3~4mほどの位置にずっと立っているんですが、審判は何も言わず。

10秒くらいか、何の動きもない時間があったと思ったら攻撃側の選手が突然フリーキックからドリブル。審判が笛を吹いて相手(守備側)チームのフリーキックから再開。

 

私は第4審としてフィールド横でみていたんですけど、何があったのかとハーフタイム中に主審に確認。

 主審:「相手選手が近くにいたけど蹴る側の選手が何も言わないんで私は何も言いませんでした。試合を止めていたら(笛から再開)離れるように指示しますけど。そしたら突然ドリブルし出したので笛を吹きました」という話でした。

ドリブルし出したのは別に反則を取ればいいんですけど、「ルール上、フリーキックの際は相手選手は何mか離れないといけないんじゃなかったかな?」と思ったので違和感はありましたけど、自信もなかったので「そうなんですか」っていって話を終わらせました。

 

ちょっと気になって、競技規則を確認したら、フリーキックの際には相手競技者は10ヤード(9.15m)はなれないといけないんですよね(下記競技規則の)。という事は早いリスタートの場合は別として、相手競技者が近くから離れない場合は、止めているからとかどうとかそんな事関係なくて、離れるように主審が指示しないといけないんじゃないのかな?何といっても反則なんで。

 だいたい、コーナーキックの場合だって、止めていなかったとしても相手選手が近づき過ぎたら注意しますよね。

 

バックパスでの反則(間接フリーキック)の再開位置

カウンターから抜け出してゴール前(PAの少し外)までいった所で後ろから追いついた守備側の選手がボールをキック。そのボールをGKがゴールエリアの少し外でキャッチ。審判はバックパスと判断して間接フリーキックのジャッジ。

このプレイ自体は、意図的にGKにバックパスしたというよりはクリアしたのがたまたまGKの前だったという感じではありましたけど、バックパスを取られても仕方ないかなという感じでした。

それで、問題はそこではなくて、フリーキックの開始位置。本当であればGKがキャッチした地点(ゴールエリアの少し外)のはずが、守備側の選手がパスした地点(PAの少し外)を審判が指示。

 

私はゴール裏の運営席の近くにいたんですけど、 これには近くにいた関係者も「あの場所はおかしいやろ?」って口々に指摘していました。

後でベンチの近くで応援していた嫁に聞いたら、守備側のベンチは「今のはバックパス違うやろ」って言っていて、攻撃側のチーム(息子のチーム)は、「開始位置がそことは違うやろ」ってそれぞれ言い合ってちょっとしたカオス状態になっていたみたいです。

両チーム共に普段から審判への敬意は持っているコーチなので、審判への抗議ではなくて思わず言葉に出たという感じでしょうけど。

 

この日の試合はわりと審判のジャッジに対して文句が多かったような気がします。

私が予備審(第4審)で4試合も見ていたから、ベンチの声もよく聞こえたっていうのもあるかもしれませんけど、去年の私みたいに審判デビューしたてっぽい人もいたからかな。

あと、笛が小さい人が多かった気もします。笛が鳴っているのにプレーが続いていることも何度かありましたから。

色々と批判されたりもあるでしょうけど、頑張って続けて欲しいですね。

(お前も頑張れよって言われそうですけど)

 

 

競技規則のフリーキックの箇所を確認したんですけど、フリーキックのルールって結構わかっていない点が多いなと思いました。

  

以下は私がわかっていない(あるいは結構みんなが覚えていない)点を抜粋

守備側がゴールエリア内で反則した場合は、その場所ではなく、ゴールラインに並行するゴールエリアのライン(簡単にいうと横の線)から再開。

バックパスの反則の場合、ゴールエリア内でもありがちだと思うので覚えておかないといけないですね。私も過去何回かゴールエリア内でもキーパーが取った地点で再開したような。

 

PA内でオフサイトとか攻撃側の反則があった場合、キックで再開する際にPAから出る前に触ったらダメ。これはチームのコーチから教えてもらったんですけど、ゴールキックPAを出なければやり直しというのは大概のチームのコーチも選手もしっているんですけど、それ以外のフリーキックでも同じというのは意外と知らないみたいで、たまにPAから出る前のボールを攻撃側の選手がカットしてシュートしてゴールしてしまった時に、蹴り直しっていったら、「なんで?」って文句が出る事が結構あるみたいです。

 

競技規則  第13条 フリーキック(一部抜粋)

赤丸は私が取り上げた話に該当する部分という事で私が付け加えたもので、競技規則にはない数字です

 

 2. 進め方
すべてのフリーキックは、反則の起きた場所から行う。ただし、次の場合を除く:
・ 相手チームのゴールエリア内で反則があり、攻撃側チームの間接フリーキックが与えられた場合、反則の起きた地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行われなければならない。
・ 守備側チームが自分のゴールエリア内でフリーキックを与えられた場合、そのエリア内の任意の地点から行うことができる。

 

ボールがインプレーになるまで、すべての相手競技者は:
・ 自分のゴールポスト間のゴールライン上に立つ場合を除いて、9.15m(10 ヤード)以上ボールから離れなければならない。
・ 相手のペナルティーエリア内で与えられたフリーキックのときは、ペナルティーエリアの外にいなければならない。

 

3. 反則と罰則

ペナルティーエリア内で守備側チームがフリーキックを行ったとき、ボールが直接ペナルティーエリアから出なかった場合、キックは再び行われる。
ボールがインプレーになって、他の競技者に触れる前に、キッカーが再びボールに触れた場合、間接フリーキックが与えられる。ただし、キッカーが意図的に手または腕でボールに触れた場合:
直接フリーキックが与えられる。
・ 反則がキッカーのペナルティーエリア内で起きた場合、ペナルティーキックが与えられる。キッカーがゴールキーパーの場合、間接フリーキックが与えられる。

 

 

 

 

Jリーグジャッジ リプレイ 2019 #1-2

今回のテーマ:「奈良判定

①Jリーグ 第1節 川崎F VS FC東京 89分

川崎Fの奈良選手のファウル(危険なプレー)がカードではないか」

 

②Jリーグ 第1節 川崎F VS FC東京 79分

「奈良選手の殺人タックルがイエローかレッドか」

①のプレーでFC東京の選手が猛抗議する原因でもあるプレー 

 

①について

詳細:FC東京が自陣ゴール前からのロングカウンター。自陣からキックされたロングボールをFC東京のナ・サンホ選手と川崎の奈良選手が並走しながら競り合う。奈良選手が大きく足を蹴り上げてボールをクリア。ボールを蹴り出した後の足がナ・サンホ選手の顔に当たって、ナ・サンホ選手はうずくまる。

ファウルにはなるもののノーカード。FC東京の選手は危険なプレーという事で猛抗議。

 

原さん:

 「ナ・サンホが危ないと思って引いたから良かったけど、自分や岡崎みたいなタイプなら頭を前に出てボールを取りに行くからもっと大変な事になったかもしれない。あそこまで足を上げるのはどうかと思う」と結構熱く自論を語ってました。

選手としての立場からして(特に勇気を持って果敢にチャレンジするタイプだったから)、あれがノーカードというのは許せないという気持ちがすごく感じ取れました。

 

上川さん:

ボールに対してそれぞれ平行して走っていて、奈良選手が先にボールに触れようとして足を出したのであって、ボールを蹴り出した後の足が顔に当たってファウルにはなったけれども、カードを出すほど危険なプレーではないという見解。

ただし、その意見に対して珍しく原さんが少し反論していました。いつもは審判である上川さんの意見を尊重するような態度でしたけど(たまに自分の意見と違う場合があっても)、今回は上川さんの意見に対して反論したくなるほど不満だったんでしょうね。

カードを出したら2枚目のイエローという事で「明らかに・・・」というプレーでなければ審判は慎重になるという事も言われていましたけど。

 

私も上川さんの意見はおかしいんじゃないかとと思いました(それこそ奈良判定なんじゃないのかと)。並行していたとはいえ、かなり高い位置まで足を振り上げていて(しかも結構な勢いで)、競り合っているのがわかっている中で(相手選手がいるのを認識した上で)あれだけ足を上げるのは危険すぎると思います。

 

 それで、①のプレーでFC東京の選手が猛抗議した原因となったのが、その前に起こった②のプレーです。

 

②について

詳細:ディエゴ・オリベイラ選手が左サイドから中央にドリブル。カットインというドリブルではなく、真横に移動するようなドリブル。それで、中央より少し左、ゴールまで30mくらいの距離の所で奈良選手がかなりの勢いで飛びながら両足でタックル。

ボールに触れた後にディエゴ・オリベイラ選手の立ち足(左足)を挟んでひねるような

 形で非常に危険なタックル。主審のジャッジはイエローカード

 

上川さん:

両足で飛ぶようにタックルしていて非常に危険なプレー。カードの対象になるのは間違いない。イエローでもレッドでもどちらでもおかしくない(中間のオレンジカード)プレーという見解。

 

原さん:

レッドが妥当という意見。ディエゴ・オリベイラ選手が踏ん張らずに倒れたから大事に至らなかったけど、もし踏ん張っていたら間違いなく骨折していたというプレー。

このプレーをやったら(レッドを出さなかったら)、間違いなく試合が荒れるというプレーという意見。お互いの体をぶつけあうような激しいプレーはいいけど、汚いプレーはいけないというような意見でした。

 

このタックルは何回みても非常に危ないと思うプレーで、選手を守るという意味でもこのプレーは1発レッドにすべきなんじゃないでしょうかね。

 

今回の上川さんの見解については(特に①については)、ちょっと賛成できませんでしたね。今までの放送で審判の間違ったジャッジははっきり「審判が間違っている」と仰っていたので、何かに忖度した訳ではないんでしょうけど、今回はちょっとおかしいんじゃないですかね。原さんも反論しておられましたし。

まさか「Jリーグジャッジリプレイ」でも奈良判定があったということはないとは思いますけど。 

 

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Jリーグジャッジ リプレイ 2019 #1-1

2019シーズンの「Jリーグジャッジリプレイ」は毎週放送されるみたいです。

DAZNは火曜日に配信、Jリーグ公式チャンネルでは金曜日に配信されるという事で、実はすでに「6」まで配信済み。今日(4月19日金曜日)、「7」が配信されているので頑張って追い付いていきたいです。

 

去年と変わった点は、MCが桑原学さんとなったこと。今までは平畠さんがMCだったんですけど、司会進行は桑原さんが担当して、審判代表(上川さん)、リーグ(及び元選手)代表(原さん)、ファン代表(平畠さん)がそれぞれの目線から意見をのべる番組構成になりました。

 

昨年は、撮影場所も普通のオフィス(JFAとかJリーグのオフィス?)で後ろで普通に仕事している人とか映っていて、ゆるい感じがそれはそれでよかったんですが、今年はお金も多少かけているのか撮影場所も日本サッカーミュージアムできちんとしています。ちょっとキッチリし過ぎていて、多少雰囲気が暗い気もしますがそのうち慣れてくるでしょう。

 

それで、長くなりましたけど、今回のテーマ

①Jリーグ 第1節 G大阪横浜FM 3分

「横浜仲川選手の得点がオフサイドではないか」

②Jリーグ 第1節 湘南対札幌 62分

「札幌DF進藤選手のハンド(イエローカード)が、決定機の阻止でレッドカードではないか」

 

①について

詳細:横浜FMが左サイド(PA少し内側)から早いクロスボール。そのボールをG大阪の選手が跳ね返したら横浜FMの選手に当たって、さらに跳ね返ったボールが仲川選手の前に転がる。仲川選手がボールを押し込んだが完全にオフサイドポジションにいたので本当だったらオフサイド

でも、①早く低いクロス(横浜)→②クリア(大阪)→③クリアボールが当たる(横浜)→④当たったボールをシュートまでの流れが速く、副審は選手の動きも把握しづらく(オフサイドかどうかの判断が難しく)、③のボールがどちらの選手に当たったのかも主審の角度(ゴール中央少し左サイドでPAのライン上の辺り)からでは選手が影になってて、主審もどちらの選手に当たったのか見えなかったんじゃないでしょうか?

 

プレイ後の主審・副審がきちんとコミュニケーションを取っていたのかどうかという話も出ていましたが、ひょっとしたら「二人ともよくわからなかった」というのが正直なところかも知れませんね。

ビデオ判定(VAR)があれば確実に分かったという話が出てましたし、実際にそうだと思います。人の目であれをきちんとジャッジするのは厳しかったんじゃないでしょうかね(このケースについていえば追加副審がいればポジション的にすぐ近くのプレイだったのできちんとジャッジできた可能性も高そうですけど)

 

②について

詳細: 札幌DFラインでのボール回し(ビルドアップ)を湘南の選手がカット。そのまま攻めあがった所を札幌の進藤選手がスライディング。湘南の選手が内側にカットインしてかわそうとした所、ボールが横を通り過ぎる際に進藤選手が手でボールに触れる。ボールの方向が変わったために、ドリブルのスピードが落ちてしまい、札幌のディフェンスの選手が戻ってきてしまう。

 審判は笛を吹いて「ハンド + イエローカード」のジャッジ。

「決定機の阻止(レッドカード)じゃなのか」ということで湘南の選手・監督は猛抗議。

出演者の見解も全体の状況(攻撃側守備側の人数や位置)を考えればレッドだろう(決定機の阻止)という意見が多かったです。

 

上川さんの意見で参考になったのが、決定機の阻止かどうかで問題となるのはボールをもっている攻撃側の選手一人だけで、いくら攻撃側の選手が周りに大勢いたとしてもそれは関係ないという事です。

あくまでボールを持っている選手がボールをコントロール出来ていたかどうかだけで、いくら周りに選手が多くても、パスするとなるとそのパスがつながるかどうかなど不確定な要素が多いのでそこは考慮しないという事でした。

競技規則でも、守備側競技者の位置と数は考慮に入れないといけないとなってますけど、攻撃側競技者の位置と数に関しては何も記載されていないのは、そういうことなんだと思います。

 

今回の番組を通して感じたのが、MCの桑原さんがたまにする質問が議論を活発化させようとする意図を感じて、しかも非常によくサッカーを知っている感じの質問が多かったのでちょっと調べたら、やっぱりかなりのサッカー通みたいですね。

元々マニアックなテーマの番組なんでにわかファンや変にテンションを上げようとするMCよりはこういったサッカーに詳しい(かといって前に出過ぎない)人がMCをするのは非常にいい人選だと思います。

ちょっとテンションが低すぎる気がするんで、もう少し上げてもいい気はしますけど。

 

桑原学 - Wikipedia

 

 

競技規則 第12条 ファイルと不正行為(一部抜粋)

 

退場となる反則

 

・ 競技者がフリーキックで罰せられる反則を犯し、全体的にその反則を犯した競技者のゴールに向かって動いている相手競技者の得点、または、決定的な得点の機会を阻止する(以下の「得点、または、決定的な得点の機会の阻止」に規定される警告の場合を除く)。

 

得点、または、決定的な得点の機会の阻止
競技者が、意図的にボールを手や腕で扱う反則により、相手チームの得点、または、決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は退場を命じられる。
競技者が相手競技者に対して反則を犯し、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、その反則がボールをプレーしようと試みて犯された反則だった場合、反則を犯した競技者は警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、または、ボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を犯した競技者は退場させられなければならない。
競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点あるいは決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を犯したことになる。
次の状況を考慮に入れなければならない:
・ 反則とゴールとの距離
・ プレーの方向
・ ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
・ 守備側競技者の位置と数

 

 

 

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今の所デスノートではないです

疫病神だったのかな? - 渦の中で

 

昨日のCL準々決勝の結果

リバプール(対ポルト):4-1で勝利(2戦合計6-1で勝ち抜け)

マンC(対トッテナム):4-3で勝利(2戦合計4-4もアウェイゴール差で敗退)

 

私の予想(というか希望)は1勝1敗。

これでリバプールが負けてたら昔、某芸能人が騒がれていたようなデスノートだったんですけど、まあ、微妙な結果。

 

マンC対トッテナムはすごい打ち合いだったみたいですけど、負けてしまって残念。

 

CL準決勝の予想(希望):

リバプールバルサ  ・・・リバプールの勝ち抜け希望

アヤックストッテナム・・・アヤックスの勝ち抜け希望

 

希望通りにいけばいいですけど、どうなりますかね。